りん‐めい【綸命】
天子や天皇の命令。綸旨(りんじ)。「唐の太宗皇帝の—を受け」〈中島敦・悟浄出世〉
れい‐じ【霊璽】
1 天子の印章。御璽(ぎょじ)。 2 神や死者の霊の代わりとして祭るもの。御霊代(みたましろ)。
れき‐ちょう【歴朝】
代々の朝廷。また、代々の天子。
れき‐よう【歴葉】
《「葉」は世・代の意》歴代。歴世。「—の天子」
れっ‐せい【列世】
代々。歴代。歴世。「—の天子」
れっ‐せい【列聖】
1 歴代の天子。 2 カトリック教会で、死後、福者に列せられた信徒が、さらに教皇の宣言により聖人として公式に認められること。
れん【輦】
[音]レン(呉)(漢) [訓]てぐるま 1 人が引く車。てぐるま。「輦轂(れんこく)・輦車・輦輿(れんよ)」 2 天子の乗る車。「輦道/玉輦・発輦・鳳輦(ほうれん)」
れん‐か【輦下】
天子のひざもと。輦轂(れんこく)の下。「—の騒擾(そうじょう)をしずめ」〈藤村・夜明け前〉
れん‐こく【輦轂】
1 輦(てぐるま)の轂(こしき)。 2 天子の乗り物。
れんこく‐の‐もと【輦轂の下】
天子のおひざもと。皇居のある地。首都。輦下(れんか)。