てん‐しゅ【天守/天主】
城の本丸に築かれた最も高い物見やぐら。天守閣。
てんしゅ‐かく【天守閣】
「天守」に同じ。
てんしゅ‐だい【天守台】
天守を築く土台として、周囲より高くつくった所。多く石垣を組んで築かれる。
てんしゅ‐ばん【天守番】
江戸幕府の職名。江戸城の天守の守衛に当たった。
てんしゅ‐まい【天守米】
1 天守に貯蔵しておく良質の米。城米。 2 上質の米。「米は…明石の—などよろし」〈浮・立身大福帳〉
てんしゅものがたり【天守物語】
泉鏡花の戯曲。1幕。大正6年(1917)、文芸誌「新小説」に発表。魔界の者がすむ白鷺城(姫路城)の天守閣を舞台に、天守夫人富姫と鷹匠の若者の恋を幻想的に描く。鏡花の生前には上演されず、没後の昭和...