しんこうせい‐きんジストロフィー【進行性筋ジストロフィー】
筋肉が徐々に萎縮して筋力が低下し、運動障害が進行する遺伝性の疾患。幼年期から若年期に発病することが多く、慢性で経過が長い。PMD(progressive muscular dystrophy)。...
しん‐せい【真性】
1 生まれながらの性質。天性。「人間の—」 2 医学で、疑う余地なくその病気であること。真症。「—コレラ」⇔仮性。
しんぞうべんまく‐しょう【心臓弁膜症】
心臓の弁膜が機能障害を起こした状態。弁膜が十分に開かなくなる狭窄症と、しっかりと閉じなくなる閉鎖不全症があり、四つの弁膜(僧帽弁・大動脈弁・三尖弁・肺動脈弁)のいずれかまたは複数に生じる。また、...
しんぶじょうみゃく‐けっせんしょう【深部静脈血栓症】
体の深部にある静脈に血栓ができる症状。多く大腿(だいたい)部で起こり、初期には血栓発生部の痛み、むくみ、変色などがみられる。血栓が肺に流れ込んで肺塞栓を起こすと胸痛や呼吸困難を伴い、死に至ること...
シー‐アール‐エス【CRS】
《Congenital rubella syndrome》先天性風疹(ふうしん)症候群。妊娠中の母親が風疹にかかったために、胎児に起こった障害。白内障などの目の障害、難聴、心室中隔欠損症などの心...
シー‐エム‐ディー【CMD】
《congenital muscular dystrophy》⇒先天性筋ジストロフィー
ジカウイルス‐かんせんしょう【ジカウイルス感染症】
ヤブカ属の蚊によって媒介されるジカウイルスによる感染症。アフリカ・中南米。アジア太平洋地域で発生。症状は軽度の発熱・発疹・結膜炎・関節痛・筋肉痛・頭痛・倦怠感など。ジカ熱。ジカウイルス病。→先天...
じかばいよう‐ひょうひ【自家培養表皮】
再生医療製品の一つ。患者自身の皮膚から採取した表皮細胞を人工的に培養し、シート状にしたもの。広範囲の熱傷や先天性巨大色素性母斑などの治療に用いられる。
じんせい‐にょうほうしょう【腎性尿崩症】
尿崩症の病態の一つ。腎臓が抗利尿ホルモンに反応しなくなり、多量の薄い尿が出る。先天性のものと薬剤の使用によって起こるものがある。NDI(nephrogenic diabetes insipidu...
ずい‐ふう【瑞風】
能楽で、天性の力から出た風体。生得のすぐれた芸風。世阿弥の用語。