ふだん‐ざくら【不断桜】
四季を問わず、5弁の白い花をつけるサトザクラ。三重県鈴鹿市の白子山観音寺の境内にあり、天然記念物。白子不断桜。
ふっか‐カルシウム【弗化カルシウム】
弗素とカルシウムの化合物。無色の立方晶系の結晶。水に不溶。天然には蛍石として産出。弗素化合物やガラスの原料。単結晶は分光測定用プリズムなどに利用する。化学式CaF2
ふっ‐そ【弗素】
《fluorine》ハロゲン族元素の一。刺激臭をもつ淡黄緑色の気体。反応性に富み、ほとんどの元素と直接化合する。天然には蛍石・氷晶石などとして存在。元素記号F 原子番号9。原子量19.00。
フルクトース【fructose】
《「フラクトース」とも》炭素を6個もつ単糖類。ケトン基をもつヘキソース(六炭糖)。天然のものはDフルクトースで、果実などに多く含まれるので果糖ともいい、強い甘味がある。化学式C6H12O6
フローニンゲン【Groningen】
オランダ北東部、フローニンゲン州の州都。同国北部の中心地。ドレンツェ川、ヒュンゼ川が合流し、エムス運河とも通じるため、交通の要衝として発展。天然ガス田に近く、工業も盛ん。13世紀に建てられたマル...
ブトゥン‐とう【ブトゥン島】
《Pulau Butung》インドネシア中部、スラウェシ島南東岸の沖合に浮かぶ島。中心地は南西岸の港町バウバウ。交易の中継地として栄え、16世紀頃にスルターン王国の王宮と要塞が築かれた。天然のア...
ブラウン‐アンモニア【brown ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。天然ガスに高温の水蒸気を反応させて水素を生成し、空気中の窒素と反応させることで得られる。→ブルーアンモニア →グリーンアンモニア
ブリンディジ【Brindisi】
イタリア南部、プーリア州の港湾・工業都市。サレント半島北岸、アドリア海に面した天然の良港を擁し、古くからギリシャ、アジア方面への海の玄関口として栄えた。大航海時代以降、重要性が薄れて長らく停滞し...
ブルネイ【Brunei】
東南アジア、ボルネオ島北部にある王国。正称、ブルネイ‐ダルサラーム国。首都バンダルスリブガワン。16世紀に最盛期を迎え、1888年英国の保護領となったが、1984年独立。石油・天然ガスを産出する...
ブルー‐アンモニア【blue ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。天然ガスからアンモニアを製造する際、その過程で生じる二酸化炭素を回収するもの。→グリーンアンモニア →ブラウンアンモニア