ほうしゃせい‐げんそ【放射性元素】
放射能をもつ元素。原子核が不安定で、自発的に放射線を放出して崩壊する。天然に存在するカリウム・ラジウムなどのほか、人工的に作られるアインスタイニウム・ノーベリウムなどがある。狭義には、安定同位体...
ほうしゃせい‐どういたい【放射性同位体】
ある元素の同位体のうち、放射能をもつもの。天然に存在するほか、核反応を利用して人工的に作られ、すべての元素について知られている。ラジオアイソトープ(radioisotope)。RI。放射性同位元...
ほうしゃ‐ねんだいそくてい【放射年代測定】
天然に存在する放射性同位体が一定の割合で崩壊する性質を利用し、それらを含むものが形成された年代を測定すること。動植物の遺体や考古学試料などに含まれる炭素14を用いる放射性炭素年代測定法、岩石・鉱...
ほう‐そ【硼素】
硼素族元素の一。黒褐色の硬い固体。常温では安定で、化学的性質は珪素(けいそ)に似る。多数の同素体が知られ、天然には硼酸などとして存在する。高純度のものはp型半導体などに使用。元素記号B 原子番号...
ほうてい‐かじつ【法定果実】
物の使用の対価として生じる金銭その他の物。利息・賃料・地代など。→天然果実
ほう‐ふ【豊富】
[名・形動]豊かであること。ふんだんにあること。また、そのさま。「—な天然資源」「—な知識」 [派生]ほうふさ[名]
ほくげん‐の‐さる【北限の猿】
青森県下北半島に生息するニホンザル。世界で最も北に分布するサルで、昭和45年(1970)に国の天然記念物に指定されている。
ほたる‐いか【蛍烏賊】
ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約6センチくらい。全身に多数の発光器をもち発光する。日本特産で、富山県では5月ごろ産卵のため海岸近くまで押し寄せ、群遊海面は特別天然記念物。食用。まついか。こいか。...
ほっ‐かい【北海】
北方の海。北洋。 《North Sea》英国とオランダ・ドイツ・デンマーク・ノルウェーなどとに囲まれる海域。大部分が大陸棚で、漁場が多く、石油・天然ガスを産する。
ほっかいどう‐せき【北海道石】
多環芳香族炭化水素が結晶化した有機鉱物。単斜晶系。紫外線を照射すると黄色または黄緑色の蛍光を発する。コロネンという石油と関わりある有機化合物の天然の前駆物質とされる。北海道の鹿追町、愛別町で発見...