天(てん)の眼(まなこ)
人の正邪善悪を監視する天の眼力。
てんのゆうがお【天の夕顔】
中河与一の小説。昭和13年(1938)、「日本評論」誌に発表。日本のロマン主義文学の代表作として海外での評価も高く、カミュが絶賛したことでも知られる。
てん‐のり【天糊】
製本方法の一。伝票・便箋などの天を糊づけして、ひとつづりにすること。
天(てん)は高(たか)きに居(お)って卑(ひく)きに聴(き)く
《「史記」宋世家から》天帝は高い所にいながら下界の人の言葉を聞いて、これによって人間の善悪を厳しく判断する。
天(てん)は二物(にぶつ)を与(あた)えず
天は一人の人間に、それほど多くの長所を与えることはしない。
天(てん)は人(ひと)の上(うえ)に人(ひと)を造(つく)らず人(ひと)の下(した)に人(ひと)を造(つく)らず
生来、人間は平等であり、貴賤・貧富の差別は初めからあるものではない。 [補説]福沢諭吉「学問のすゝめ」から。
天(てん)は自(みずか)ら助(たす)くる者(もの)を助(たす)く
《Heaven helps those who help themselves.》天は、他人に頼らずにひとりで努力する者を助けて幸福を与える。
天(てん)は見通(みとお)し
天は真実を見通し、善悪隠れるところがない。
てん‐ば【天端】
堤防やダムの最上面。管理用の道路としても利用される。
てん‐ば【天馬】
1 天上界にすむという天帝の乗る馬。てんま。 2 駿馬(しゅんめ)。 3 ギリシャ神話で、ペガソス。