てんりゅう‐はちぶしゅう【天竜八部衆】
天・竜をはじめとする仏法守護の八神。竜神八部。→八部衆(はちぶしゅう)
てん‐りょ【天慮】
天皇の考え。叡慮(えいりょ)。
てん‐りょう【天領】
1 天皇・朝廷直轄の領地。 2 江戸幕府直轄の領地。幕府の経済的基盤をなすもので、重要地には奉行・郡代・代官を置いた。幕領。
てん‐りん【天倫】
1 万物が調和を保っている自然の条理。天の道理。 2 自然に定まっている人と人との関係・秩序。親子・兄弟関係など。
てんろう【天狼】
日本の俳句雑誌。昭和23年(1948)、西東三鬼、橋本多佳子らが山口誓子を擁立して同人誌として創刊。のち、誓子主宰誌となる。平成6年(1994)3月に誓子が没し、同年6月をもって廃刊。
てんろう‐せい【天狼星】
大犬座のα(アルファ)星、シリウスの中国名。
てんろう‐せつごく【天牢雪獄】
豪雪に埋もれ、行き来も思うようにならない状態を、天の作った牢獄にたとえた語。 [補説]出典は江戸時代の「沢内風土記」。沢内は岩手県和賀郡沢内村(現、西和賀町)のこと。
てん‐ろく【天禄】
1 天から授かる幸福。天の恵み。 2 古代中国の想像上の動物。角があり、鹿または牛に似る。霊獣とされ、印章・墓石などに刻される。天禄獣。
てんろく【天禄】
平安中期、円融天皇の時の年号。970年3月25日〜973年12月20日。
てんろれきてい【天路歴程】
《原題The Pilgrim's Progress》バニヤンの小説。第一部1678年、第二部84年刊。クリスチャンとその妻クリスチアーナが「滅亡の市」を旅立ち、「落胆の沼」「虚栄の市」などを経て...