ふと‐ざい【太材】
太い木材。大きな直径の丸太材、また、幅も厚さも大きな角材などをいう。
ふと‐ざお【太棹】
1 三味線の種類の一。棹の太さによって3種に分けたうちの最も太いもの。胴も大きく、また弦も太い。義太夫節などに用いられる。→中棹(ちゅうざお) →細棹(ほそざお) 2 義太夫節の異称。
ふと‐し・く【太敷く】
[動カ四] 1 柱などを、しっかりと立てる。宮殿をりっぱに構える。「宮柱—・きまつり高知らす布当(ふたぎ)の宮は」〈万・一〇五〇〉 2 りっぱに治める。「飛ぶ鳥の清御原(きよみ)の宮に神(かむ)...
ふと‐し・る【太知る】
[動ラ四]「太敷く」に同じ。「畝傍(うねび)の宮に宮柱—・り立てて」〈万・四四六五〉
ふと‐じ【太字】
線の太い文字。⇔細字。
ふと‐たかし・く【太高敷く】
[動カ四]「太敷く」に同じ。「長柄(ながら)の宮に真木柱—・きて」〈万・九二八〉
ふとだま‐の‐みこと【太玉命/布刀玉命】
日本神話で、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子。天照大神が天の岩屋に隠れた際、天児屋命(あまのこやねのみこと)とその出現を祈請し、また、天孫降臨に五伴緒神(いつとものおのかみ)の一として随従し...
ふとったきのにんぎょうのスケッチとからかい【太った木の人形のスケッチとからかい】
《原題、(フランス)Croquis et agaceries d'un gros bonhomme en bois》サティのピアノ曲。全3曲。1913年作曲。モーツァルトの行進曲のパロディーと、...
ふとっ‐ちょ【太っちょ】
太っていること。また、その人をからかっていう語。でぶ。ふとっちょう。
ふとっちょ‐マルガレータ【太っちょマルガレータ】
《Paks Margareeta》エストニアの首都タリンの旧市街北端、スールランナ門に隣接する砲塔の通称。16世紀前半に町の防御のために建造された。高さ20メートル、直径25メートルで壁の厚さは...