ふと‐まに【太占/太兆】
上代の占いの一。鹿の肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う。
ふと・む【太む】
[動マ四]太くなる。「くだけちぢみ—・みたれども」〈ささめごと・下〉 [動マ下二]太くする。〈日葡〉
ふと‐むぎ【太麦】
オオムギの別名。
ふと‐め【太め】
[名・形動]いくらか太いこと。太り気味であること。また、そのさま。「—な(の)ズボン」⇔細め。
ふと‐もの【太物】
1 絹織物を呉服というのに対して、綿織物・麻織物など太い糸の織物の総称。 2 衣服にする布地の総称。反物(たんもの)。
ふともの‐だな【太物店】
太物1を売る店。
ふと‐もも【太股/太腿】
足のひざより上の太い部分。
ふと‐やか【太やか】
[形動][文][ナリ]いかにも太いさま。「手に—なる棒持ちたるが」〈小波・こがね丸〉
ふとり‐じし【太り肉】
よく太っていること。肉づきのよいこと。「—のからだ」
ふとり‐せ・む【太り責む】
[動マ下二]ひどく太る。肥満する。「—・めたる大男の」〈平治・中〉