やき‐た・つ【焼き立つ】
[動タ下二] 1 盛んに焼く。焼いて煙を立てる。「志賀(しか)の海人(あま)の火気(ほけ)—・てて焼く塩の辛(から)き恋をも我はするかも」〈万・二七四二〉 2 盛んにおだてる。「太夫に—・てられ...
やぎり‐の‐わたし【矢切の渡】
江戸川を東京都葛飾区柴又から千葉県松戸市下矢切へ渡る渡し場。東京近郊に残る唯一の渡し場で、付近は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台。
やく【役】
1 ㋐受け持ちの任務。役目。「仲裁の—を買って出る」 ㋑組織の中で、責任のある地位・職務。「—に就く」 2 演劇などで、俳優が扮(ふん)する人物。配役。「せりふのある—がつく」「—になりきる」 ...
やく【役】
[音]ヤク(呉) エキ(漢) [訓]えだち [学習漢字]3年 〈ヤク〉 1 割り当てられたつらい仕事。「夫役(ぶやく)」 2 責任を持って当たる任務。「役所・役職・役人・役場(やくば)・役目/...
やく‐づくり【役作り】
演劇・映画などで、役者が自分の役について演技・扮装(ふんそう)などを工夫すること。
やく‐ぶ【役夫】
公役(くやく)に使役される人夫。
やく‐や【役屋/役家】
江戸前期、検地帳登録者のうち、屋敷を持ち、一人前の夫役(ぶやく)負担をする農民。
や‐ごう【野合】
[名](スル) 1 正式の手続きによらず、夫婦になること。 2 共通するものもないばらばらの集団が、まとまりなく集まること。「選挙のための—と批判される」
やさんす
[助動][やさんせ|やさんし|やさんす|やさんす|やさんすれ|やさんせ]《「やしゃんす」の音変化。近世の上方における女性語》「やしゃます」に同じ。「あの太夫様が身請けして、廓を出やさんすわいな」...
や‐じん【野人】
1 田舎に住む人。田舎者。「田夫—」 2 粗野な人。また、無粋な人。 3 在野の人。