おり‐もの【下り物】
女性の子宮から出てくる粘液や組織片などの総称。こしけ。
おりゃら◦します
[連語]《動詞「おりゃる」の未然形+尊敬の助動詞「します」》 1 「ある」の尊敬語で、補助動詞的に用いる。…でいらっしゃる。「清水の観音は、妻観音に—◦します」〈虎明狂・瞽女座頭〉 2 「ある」...
おろく‐ぐし【お六櫛】
長野県木曽郡藪原(やぶはら)の名物のすき櫛。黄楊(つげ)などで作り、歯が細く、密で長い。江戸中期にお六という女性が作り広めたという。
おんがくのけいこ【音楽の稽古】
《原題、(オランダ)Paar aan het virginaal》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦74センチ、横65センチ。バージナルの稽古をする若い女性と教師とおぼしき男性を描く。英国王...
おんな【女】
《「をみな」の音変化》 1 ㋐人間の性別で、子を産む機能のあるほう。女性。女子。⇔男。 ㋑人以外の動植物で雌性のもの。めす。「—馬」 2 成熟した女性。子供を産むことができるまでに成長した女性。...
おんないまがわ【女今川】
江戸前期の往来物。1巻。沢田きち著。貞享4年(1687)刊。絵入り・仮名書きで、今川貞世(了俊(りょうしゅん))の「今川状」をまねたもの。教訓書としてだけでなく、女性の習字手本としても使用された...
おんなうらないし【女占い師】
《原題、(イタリア)La buona ventura》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。女占い師が青年から指輪をだまし取る場面を描いた作品。ローマ、カピトリーノ美術館所蔵。同じ画題の作品がル...
おんな‐おび【女帯】
女性の締める帯。→男帯
おんな‐かぶき【女歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)京都に始まった、女性を主とする歌舞伎。寛永6年(1629)に風紀を乱したとして禁止された。阿国(おくに)歌舞伎・遊女歌舞伎など。
おんな‐がた【女方】
1 男と女とを二組に分けた、その女の側。⇔男方。「—の心ゆるし給はぬ事の紛れあるは」〈源・竹河〉 2 妻の身内。妻の親戚。「—よりもたびたびものすることありしにも」〈宇津保・楼上上〉 3 女のい...