さい‐じょ【妻女】
1 妻と娘。 2 妻である女性。
さい‐じょ【才女】
才知のすぐれた女性。才媛。
さい‐じょ【斎女】
神に仕える未婚の若い女性。いつきめ。
さ‐おとめ【早少女/早乙女】
《「さ」は接頭語》 1 田植えをする若い女。《季 夏》「—や泥手にはさむ額髪/鬼城」 2 少女。おとめ。
さかえ‐おとめ【栄え少女】
美しい盛りの少女。「つつじ花にほえをとめ桜花—」〈万・三三〇九〉
さかし‐め【賢し女】
賢くしっかりした女。賢女。「高志(こし)の国に—を有りと聞かして」〈記・上・歌謡〉
さか‐つ‐こ【造酒児/造酒童女】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、神に供える御酒(みき)を斎庭(ゆにわ)で醸(かも)す少女。斎田に決められた郡の郡司の未婚の娘から卜定(ぼくじょう)によって選ばれた。
さがみ‐おんな【相模女】
相模国から江戸に奉公に出た女。川柳などで好色な女性とされた。さがみ。
さく‐おんな【作女】
雇われて耕作する女。
さと‐みこ【里巫女】
村里の神社に奉仕し、里神楽(さとかぐら)を舞うみこ。「—が御湯(みゆ)だて笹(ささ)のそよそよに靡(なび)き起き伏しよしや世の中」〈金槐集〉