イェルマ【Yerma】
ガルシア=ロルカの戯曲。1934年初演。子宝に恵まれない若い妻の苦悩が引き起こす悲劇を描く。「血の婚礼」「ベルナルダ=アルバの家」とともにロルカの三大悲劇とよばれる。
イェール‐だいがく【イェール大学】
《Yale University》米国コネティカット州にある私立大学。東部八大学(アイビーカレッジ)の一。1701年、牧師養成専門学校として設立。1887年、初期の後援者イェールにちなみ現校名に...
いえ‐びと【家人】
1 家族。特に妻。「—に恋ひ過ぎめやもかはづ鳴く泉の里に年の経(へ)ぬれば」〈万・六九六〉 2 家に仕えている人。また、貴人の家に出入りする人。家人(けにん)。「なほ親しき—のうちには数へ給ひけ...
イオ【Iō】
ギリシャ神話で、ゼウスの妻ヘラに仕えた美しい女官。ゼウスに愛されたが、ヘラの怒りを恐れたゼウスに牝牛に変えられ世界中を放浪。最後にエジプトで人間の姿にもどされた。エジプトの女神イシスと同一視さ...
イオカステ【Iokastē】
ギリシャ神話で、テーベ王ライオスの妻。オイディプスを産んだが、のちに、それと知らず、我が子の妻となり、アンティゴネら四人の子をもうけた。近親相姦の事実を知って自殺。 (Iocaste)木星の...
いお・る【庵る】
[動ラ四]庵をつくって住む。仮の宿をとる。「筑波峰(つくばね)に—・りて妻なしにわが寝む夜ろははやも明けぬかも」〈常陸風土記〉
いがみ‐の‐ごんた【いがみの権太】
浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物。無法者であったが改心し、妻子を平維盛(たいらのこれもり)の妻子の身代わりにして自らも死ぬ。
いき【息】
1 口・鼻から空気を吸ったり吐いたりすること。また、吸う空気や吐く空気。「大きく—をする」「—が荒い」 2 二人以上で何かをする場合の、相互の気持ちのかねあい。調子。呼吸。「二人の—がぴったりだ...
いき‐すじ【粋筋】
1 粋な方面。花柳界。「—に通じた人」 2 男女の情事。色恋沙汰。「夫人から、昨日の—を聞かせられた」〈花袋・妻〉
いきみ【息み】
1 いきむこと。 2 陣痛。「一刻毎に其の—が強くなるばかり」〈花袋・妻〉