うたい‐ぞめ【謡初め】
新年に謡曲の謡い始めをする儀式。室町時代に始まり、江戸時代には幕府の盛大な儀式であった。《季 新年》「敷舞台拭き清めあり—/虚子」
うたごかい‐はじめ【歌御会始(め)】
「歌会始め1」に同じ。
うた‐じょうるり【唄浄瑠璃】
1 浄瑠璃の分類の一。語り物である義太夫節に対して、歌い物の要素を加味した浄瑠璃。大薩摩(おおざつま)・一中(いっちゅう)・河東(かとう)・薗八(そのはち)・富本・常磐津(ときわず)・清元・新内...
うた‐ひこう【歌披講】
一定の作法・形式に従って、和歌を節づけして披露すること。平安中期から行われ、現在も新年の歌会始めに勅題の選歌を披露する行事として残っている。
うち‐あ・う【打(ち)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに相手を打つ。「竹刀で—・う」 2 (「撃ち合う」とも書く)互いに銃砲を撃って戦う。「ギャングどうしが—・う映画」 3 互いに技をかける。「土俵際で足技を—・う」 4...
うち‐はじ・める【打(ち)始める】
[動マ下一][文]うちはじ・む[マ下二] 1 打つことを始める。「除夜の鐘を—・める」 2 「始める」を強めていう語。しはじめる。「これより—・めて、女はをかしき事もあはれなることも聞こえ給ひつ...
うちゅう‐ろん【宇宙論】
宇宙の起源・構造・状態・変化などについての理論。哲学的、形而上学的な考察が行われたが、アインシュタインの相対性理論によって近代的な考察が始められた。宇宙は絶えず膨張を続けているという膨張宇宙論、...
うづき‐ようか【卯月八日】
4月8日。釈迦の誕生日で、寺院では灌仏会(かんぶつえ)を行う。この日に山登りをするとか、農作業を始める目安とする風習もある。
うべ‐し【宜し】
[連語]《「し」は強意の副助詞》なるほどまあ。いかにも。もっとも。「ここ見れば—神代ゆ始めけらしも」〈万・四三六〇〉
うみ‐の‐おや【生みの親/産みの親】
1 自分を生んでくれた親。実の親。 2 物事を最初に始めた人。最初に作り出した人。「近代医学の—」