はくい‐こうけつあつ【白衣高血圧】
医師・看護師の白衣姿を見ると血圧が上がる現象。自宅などでは正常値なのに病院で測ると血圧が高くなる場合にいう。白衣症候群。 [補説]自宅では高血圧なのに病院で計測すると正常値となる逆の現象を、仮面...
はくいのひとびと【白衣の人々】
《原題Men in White》キングズリーの処女戯曲。1933年初演。医療的使命感と現実の狭間で苦悩する医師の姿を描く。ピュリッツァー賞受賞。
はくしょく‐わいせい【白色矮星】
恒星が核融合反応を停止し、収縮した天体の一種。太陽と同程度の質量を持つ恒星が、赤色巨星の状態から外層部を失った末期の姿。きわめて高温・高密度で、電子の縮退圧によって自身の強い重力と釣り合っており...
はく‐しん【迫真】
真に迫っていること。表現されたものが現実の姿や場面にそっくり同じようであること。「—の演技」「—力」
はく‐せい【剝製】
鳥獣の肉や内臓を取り除き綿・麻などを詰めて、防虫・防腐処理をし、生きているときの外形を保つように作ること。また、そのもの。 [補説]骨・内臓などを取って表皮だけにしたものに人造の骨・眼球などを入...
白扇(はくせん)倒(さかしま)に懸(か)かる
《石川丈山の詩「富士山」から》富士山が雪に覆われてそびえている姿の形容。
はくちゅうのしかく【白昼の死角】
高木彬光の長編小説。昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて「週刊スリラー」誌に「黄金の死角」のタイトルで連載、のちに改題。法律の死角をつき犯罪を重ねる知能犯の姿を描く。昭和54...
はくばのもり【白馬の森】
日本画家、東山魁夷の作品。昭和47年(1972)に発表した連作画「白い馬の見える風景」の一つで、青い森にたたずむ白馬の姿を描く。
はくぶつし【博物誌】
《原題、(ラテン)Historia Naturalis》古代ローマの理科全書。大プリニウス著。77年完成、全37巻。当時の博物学の集大成で、総項目数は2万。 《原題、(フランス)Histoi...
はくりょう‐ぎょふく【白竜魚服】
《白竜が普通の魚の姿に化けて泳いでいたところを漁師に射られたという伝説を引いて、呉王が忍び歩きしようとしたのを伍子胥(ごししょ)が諫めたとした、「説苑」正諫の故事から》貴人がお忍びで外出して災難...