あかいと‐おどし【赤糸威】
鎧(よろい)の威の一。茜(あかね)または蘇芳(すおう)で染めた糸を用いた威。
あか‐おどし【赤威】
鎧(よろい)の威の一。赤色の糸または革を用いた威。
あかがわ‐おどし【赤革威】
鎧(よろい)の威の一。茜(あかね)または蘇芳(すおう)で染めた革を用いた威。あかおどし。
あさぎ‐おどし【浅葱威】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。浅葱色の糸でおどしたもの。浅葱糸威。
あや‐おどし【綾威】
鎧(よろい)の威の一。綾を切って細く畳み、芯(しん)に麻を入れた緒でおどしたもの。
あらめ‐おどし【荒目威】
甲冑(かっちゅう)の札(さね)に幅広の緒を用いて粗めにおどしたもの。
い【威】
1 自然に人を従わせるような厳かさ。威厳。 2 人を恐れさせる強大な勢力。武威。「虎の—を借る狐」
い【威】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]おどす 1 力で押さえつけ、人を恐れさせる。「威圧・威嚇・威喝・威力/脅威」 2 人を恐れさせ従わせる強い勢い。「恩威・球威・権威・国威・示威・神...
いつ【厳/稜威】
(「いつの」の形で、またはそのまま体言に続けて用いられる) 1 斎(い)み清めたこと。神聖なこと。「—幣(ぬさ)の緒結び」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉 2 勢いの激しいこと。威力の強烈なこと。「—の...
いと‐おどし【糸威】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。糸の平組の緒で札(さね)を綴(つづ)ったもの。糸の色によって、赤糸威・黒糸威などという。糸毛。