とび‐つ・く【飛(び)付く/跳(び)付く】
[動カ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせてとりつく。飛びかかる。「子供が母親に—・く」「柳に—・く蛙」 2 興味をもったものなどに、軽率に手を出す。「もうけ話に—・く」「流行に—・く」
とび‐まわ・る【飛(び)回る】
[動ラ五(四)] 1 空中をあちこちと飛ぶ。「花畑を蝶が—・る」 2 (「跳び回る」とも書く)自由にあちこちかけまわる。はねまわる。「家の中を子供が—・る」 3 (「跳び回る」とも書く)ある目的...
トブラルコ【tobralco】
平織りと斜子(ななこ)との混合組織になっている綿織物。無地・縞物があり、夏の婦人・子供服、シャツなどに用いる。
とも‐かせぎ【共稼ぎ】
[名](スル) 1 ともに働いてそれぞれかせぐこと。「千両役者もとったりもなくてかなわぬ—」〈蘆花・思出の記〉 2 夫婦がそろって勤めに出て生計を立てること。共働き。「子供ができるまで—する」
とら‐の‐かしら【虎の頭】
虎の頭の形に模した作り物。それを煮るまねをした湯で産湯を使わせると、子供の穢(けが)れを払い丈夫に育つといわれた。後世の犬張り子はこれに倣ったものといわれる。
とりあげ‐おや【取(り)上げ親】
生まれた子供を取り上げた人が仮親(かりおや)になること。また、その人。子取り親。
とりあげ‐ばば【取(り)上げ婆】
出産のときに子供を取り上げたり、産婦・産児の世話をしたりする女性。昔は年配の人が多かったのでいう。助産婦。
とり‐おい【鳥追い】
1 農作物の害鳥を追い払うこと。また、その仕掛け。鳥おどし。 2 農村の小正月の行事の一。関東・東北地方などで行われる。多くは、子供たちが鳥追い歌をうたって、鳥追い棒と称する杓子(しゃくし)や棒...
とりおい‐うた【鳥追い歌】
鳥追いの行事のときに子供たちがうたった歌。のち正月の門付け芸人の女太夫の歌となった。
とり‐こ【虜/俘虜/擒】
1 生け捕りにした敵。捕虜。 2 あることに心を奪われること。また、そのような人。「アニメのヒーローが子供を—にする」