ボニナイト【boninite】
斜長石を含まないガラス質の安山岩。隕石に含まれる単斜エンスタタイト(単斜頑火輝石)を含む特殊な岩石。小笠原諸島の父島・聟島に大規模な露頭が存在する。海洋プレートが沈み込んで弧状列島が形成された時...
ボラン【borane】
水素化ホウ素(ホウ素の水素化物)の総称。一般式BnHmで表され、最小単位であるモノボランBH3は不安定で、二量体のジボランはB2H6は安定的に存在する。中性の分子と陰イオンが知られ、いずれも活性...
ボリューム‐ネックレス【volume necklace】
存在感のある、大ぶりなネックレス。→コスチュームネックレス
ボロフェン【borophene】
硼素原子が六角形の格子状に並んだ、1原子の厚さの層。理論的にその存在が予想され、2014年に実験的に確認された。
ポリアミン【polyamines】
二つ以上のアミノ基をもつ直鎖脂肪族炭化水素の総称。原核生物から高等動植物にいたる、ほぼすべての生物の細胞内に見られ、主にプトレッシン、スペルミジン、スペルミンが知られる。増殖が盛んな細胞や組織に...
マイクロキメリズム【microchimerism】
他者に由来する少数の細胞が体内に存在し、キメラ状態になっていること。臓器移植患者とドナー、または母子間においてみられる。
マイクロレンズ‐こうか【マイクロレンズ効果】
重力レンズの効果により、遠方の天体の見かけの明るさが増す現象。銀河より軽い、恒星程度の質量の天体が遠方の天体と地球の間を横切るときに起こる。変光星の光度変化と異なり、星の色味(スペクトル)が変化...
マイケルソンモーリー‐の‐じっけん【マイケルソンモーリーの実験】
1887年にマイケルソンとモーリー(E.W.Morley)が行ったエーテル2の存在についての実験。干渉計を用い、静止するエーテルと相対運動する地球とによる干渉縞の変化を見ようというもの。否定的結...
マイナー‐アクチノイド【minor actinide】
《「マイナーアクチニド」とも》アクチノイドに含まれる超ウラン元素のうち、プルトニウム以外の元素の総称。ネプツニウム、アメリシウム、キュリウムなどがあり、それらの放射性同位体のなかには半減期が数万...
マクスウェル‐の‐でんじりろん【マクスウェルの電磁理論】
ファラデーの電磁場の理論をマクスウェルが四つの微分方程式にまとめた古典電磁気学の理論。この理論から電磁波の存在が予言され、光が電磁波であることが導かれた。