ディーエヌエー‐かんてい【DNA鑑定】
ヒトの細胞内のDNA(デオキシリボ核酸)に存在する個人的特徴を、個人識別や親子関係の判断に利用すること。多くの疾患には遺伝的要素があるため、DNA検査から疾患を予防する試みもある。またヒト以外で...
ディーがた‐かんえん【D型肝炎】
ウイルス性肝炎の一。D型肝炎ウイルス(HDV)が血液や体液を介して感染することで起こる血清肝炎。HDVはHBV(B型肝炎ウイルス)の存在下でのみ増殖するため、B型肝炎患者だけが感染する。
デオキシ‐とう【デオキシ糖】
一つ以上の水酸基が水素原子に置換された糖の総称。生体内の多糖類や核酸の構成成分として広く存在する。D-デオキシリボース、L-フコース、L-ラムノース、D-キノボースなどが知られる。
デオキシリボ‐かくさん【デオキシリボ核酸】
《deoxyribonucleic acid》デオキシリボースを糖成分とする核酸。アデニン・チミン・グアニン・シトシンの4種の塩基を含み、二本鎖(にほんさ)の螺旋(らせん)構造をなす。動植物の主...
デオキシリボース【deoxyribose】
単糖類の一。リボースから酸素1分子が取れたもの。DNA(デオキシリボ核酸)の糖成分として生体中に存在。化学式C5H10O4
デカリン【decalin】
デカヒドロナフタレンの通称。二つの六員環がつながったメタン系炭化水素(アルカン)の一種。水素の立体配置により、二つの光学異性体が存在する。ナフタレンを水素化することで得られる。化学式C10H18
デカルト‐しゅぎ【デカルト主義】
デカルトの説いた、精神と物質が独立して存在するものであるという物心二元論に立つ考え方。→デカルト
で・きる【出来る】
[動カ上一]《カ変動詞「でく(出来)」の連体形「でくる」から》 1 いままでなかった物事がつくられて存在する。新しく物事が生じる。発生する。出現する。「水たまりが—・きる」「にきびが—・きる」「...
デジタル‐ステガノグラフィー【digital steganography】
データを第三者の目から隠蔽(いんぺい)する技術の総称。音声や画像などに、その存在がわからないようにデータを埋め込むことをさし、電子透かしなどに利用される。ステガノグラフィー。電子あぶり出し。
デナリ【Denali】
米国アラスカ州にある火山、マッキンリーの正称。 [補説]アラスカ先住民の言葉で「偉大なもの・偉大な存在」の意。