どうとく‐かがく【道徳科学】
《(フランス)science des mœurs》道徳的規範・義務・権利など道徳意識の内容を社会的事実とみて実証的に研究し、その法則性を知ろうとする科学。フランスの社会学者レビ=ブリュールが提唱。
どうるい‐いしき【同類意識】
他者を自己と同類であると認める意識。米国の社会学者ギディングスは、これを社会的結合の本質をなすものとした。
どう‐わ【道話】
1 人の道を説いた話。 2 江戸時代、心学者によって行われた訓話。身近な例をあげて、わかりやすく道徳を説いたもの。心学道話。
どくしょ‐じん【読書人】
1 よく本を読む人。読書を好む人。 2 昔、中国で、学問を積み、科挙を受けて官になった人。士大夫。また、学者・知識人。
ドケンドー‐ディスキムス【(ラテン)docendo discimus】
我々は教えることによって学ぶ。哲学者セネカの言葉とされる。
ど‐じょう【土壌】
1 地殻の最上部にある、岩石の風化物に動植物の遺体あるいはその分解物が加わったもの。地表からの深さはせいぜい1、2メートルまで。つち。 2 作物を生育させる土。「—改良」 3 ものを発生・発展さ...
ドメイン‐とうひょうほう【ドメイン投票法】
《Demeny voting》未成年の子をもつ親に、子の数だけ投票権を追加して付与する選挙方法。米国の人口統計学者ポール=ドメイン(Paul Demeny)が提唱。ドメイン投票方式。デーメニ投票...
ドルトニズム【Daltonism】
先天赤緑色覚異常のこと。特に、二型色覚を指す。広義には、色覚異常全般をいう。1798年に、自身の経験から先天色覚異常に関する論文を初めて発表した、英国の化学者ジョン=ドルトンに由来。
ドレーク‐の‐ほうていしき【ドレークの方程式】
我々の銀河系内に地球外文明がどれくらい存在するかを求める式。地球外文明の数をNとすると、N=R・fp・ne・fl・fi・fc・Lという各因子の積で表される。ここで、Rは恒星の発生率、fpは惑星系...
ドレーズ‐テスト【Draize test】
医薬品・化粧品・洗剤などに使われる化学物質の、皮膚や粘膜に対する局所刺激性を調べる試験法の一。米国の実験医学者ドレーズの名にちなむ。