がく‐とう【学統】
学問の伝統。先人からの学問の流れ。「先師の—を受け継ぐ」
がく‐とう【学頭】
1 学校長。または、首席の教師。「藩の学問所の—をした人の嗣(あと)で」〈啄木・道〉 2 一宗の学問の統轄者。奈良時代、各宗に大学頭・小学頭があり、のち延暦寺・園城寺などにも一人置かれた。 3 ...
がくと‐えんごかい【学徒援護会】
学生の厚生・援護を目的とした財団法人。戦時中に軍需工場などに動員された学生・生徒の業務上の災害救済や教養指導を行う動員学徒援護会として設立。勤労学徒援護会を経て、昭和22年(1947)、学徒援護...
がく‐とく【学徳】
学問と徳行。「—を兼ね備える」
がくと‐しゅつじん【学徒出陣】
第二次大戦末期の昭和18年(1943)以降、兵力不足を補うため、それまで26歳までの大学生に認められていた徴兵猶予を文科系学生については停止して、20歳以上の学生を入隊・出征させたこと。
がくと‐どういん【学徒動員】
日中戦争以後、国内の労働力不足を補うために学生・生徒を工場などで強制的に労働させたこと。昭和13年(1938)年間数日の勤労奉仕が実施されて以来、戦況の悪化につれて動員体制が強化され、昭和19年...
がくと‐へい【学徒兵】
学校に籍を置いたまま戦争に動員された兵。
がく‐どう【学堂】
学問を教える所。学校。「二年程広東省の何とやら云う—の教官をしていたが」〈荷風・ふらんす物語〉
がく‐どう【学童】
1 小学校で学ぶ児童。小学生。 2 「学童保育」の略。
がく‐どう【学道】
仏道を学び修行すること。また、学問の道。「連歌に限らず、—はただただ人に物を問ひ給へ」〈仮・竹斎・上〉