げっ‐しん【月震】
月で起こる地震。1969年にアポロ11号が月面に設置した地震計で初めて観測され、その後のアポロ計画で設置された地震計または重力測定装置により、1977年まで観測が続けられた。月震の大部分は深さ8...
げんあつ‐しょう【減圧症】
航空機や宇宙船・潜函(せんかん)の中などの高圧の環境から常圧に戻る時間が早すぎると、血中の窒素が気泡となり血流が障害されて起こる症状。→潜函病
げんし‐ぎんが【原始銀河】
形成の初期段階にある銀河。ビッグバン後の宇宙の初期において、ガスなどの密度の高い領域が自己重力で収縮し、星形成が始まったばかりの銀河を指す。大量の大質量星が短期間に誕生し、非常に明るく輝いている...
げんし‐じゅうりょくは【原始重力波】
インフレーション宇宙論から導かれる時空構造のゆらぎに伴う重力波。宇宙創成直後に生じた量子ゆらぎが時空構造に作用し、インフレーションによる急激な加速膨張によってゆらぎが拡大され、特有のパターンをも...
げんし‐ニュートリノ【原始ニュートリノ】
⇒宇宙背景ニュートリノ
げんし‐ブラックホール【原始ブラックホール】
宇宙創世直後に生成したと考えられる、天体起源ではないブラックホール。まだ観測による証拠は得られていない。インフレーション宇宙論から導かれる時空構造のゆらぎにより、とくに高密度の領域で形成され、非...
げんしりょく‐でんち【原子力電池】
半減期の長い放射性同位体が出す放射線のエネルギーを電気エネルギーに変える仕組みの電池。α崩壊を起こすプルトニウム238やポロニウム210が用いられる。寿命が長いため宇宙探査機の電源として搭載され...
げんそ‐ごうせい【元素合成】
核子から新たな原子核が合成されること。宇宙に存在する元素は、ビッグバンにより水素とヘリウム、およびわずかにリチウムとベリリウムが生成。続いて恒星内での核融合により鉄までの原子核がつくられ、恒星進...
ゲートウエー【gateway】
1 入り口。玄関。門のある通路。 2 異なるコンピューターネットワーク間を接続するコンピューターや装置、ソフトウエアの総称。プロトコルや通信媒体が異なるネットワーク間において、相互に認識可能な通...
こう【紘】
[人名用漢字] [音]コウ(クヮウ)(漢) 宇宙を支える綱。大地のはて。「八紘一宇」 [補説]原義は、冠の結びひも。 [名のり]ひろ・ひろし