上(あ)がりを請(う)・く
安値の時に買い込んで相場の上がった時に売って利益を得る。上がりを得る。「金持ちといふは…米の—・け」〈浮・諸艶大鑑・六〉
あん【安】
[音]アン(呉)(漢) [訓]やすい いずくに いずくんぞ [学習漢字]3年 〈アン〉 1 変わったことがなく穏やかに落ち着いている。「安静・安全・安泰/公安・治安・平安・保安」 2 心を落ち...
いちばん‐ぞこ【一番底】
株式相場や為替相場などの下降局面において、何度かある安値のうち最初に付けた安値。またはその状況。→底値 →二番底 →一番天井
うり‐くずし【売(り)崩し】
1 大量の売り物を出し、相場を下落させること。 2 特に、金融商品取引で、特定の銘柄について、現在の価格よりも安値で大量の売り注文を出すことにより、価格が下落しているように見せかけること。金融商...
おお‐ぞこ【大底】
取引相場で、一定期間にいくつかできる安値の中で最も安い値段。→大天井(おおてんじょう)
かぶか‐いち【株価位置】
株価の相対的な水準を示す指標。その銘柄の年初来高値を100、年初来安値を0とし、現在の株価を0〜100の範囲で表す。 [補説]株価に関して、過去の値動きなどを踏まえた上で、高低を示す表現として用...
くら‐ざらえ【蔵浚え】
[名](スル) 手持ちの商品を整理するため安値で売ること。蔵払(くらばら)い。「閉店のため—する」
グレー‐マーケット【gray market】
1 第三国を経由して相手国に商品が正規の価格より安値で流入し形成される市場。灰色市場。 2 証券の発行前にその証券をめぐって行われる取引の市場。
さい‐たかね【最高値】
いちばん値段が高いこと。また、取引市場で、上場以来いちばん高い値段がつくこと。⇔最安値(さいやすね)。
さくねんらい‐たかね【昨年来高値】
株式や通貨・商品などの価格のうち、前年からの最高値。当年の取引が始まって間もない3月まで示され、4月以降は年初来高値が示される。⇔昨年来安値。