やすっ‐ぽ・い【安っぽい】
[形] 1 品物が劣っていていかにも値うちがないように見えるさま。「—・いブローチ」 2 品格がない。下品である。また、問題にする価値がない。「—・いメロドラマ」「—・い同情はいらない」「—・い...
やす‐で【安手】
[名・形動] 1 値段の安いこと。安い部類に属すること。安価。「—の商品からさばける」 2 安っぽいこと。粗末で低級なこと。また、そのさま。「—な(の)生地」「—な(の)三文小説」
やす‐ね【安値】
1 値段の安いこと。安い値段。「—で取引される」⇔高値。 2 取引市場で、1日とか1か月といった間のうちでついた最も安い値段。⇔高値。
やすね‐びけ【安値引け】
取引市場で、終わり値がその日の最も低い値段になること。⇔高値引け。
やす‐の‐かわ【安の河】
1 日本神話で、天上にあるという川。天(あま)の安の河。 2 「天の川」に同じ。「—い向かひ立ちて年の恋日(け)長き児(こ)らが妻問ひの夜そ」〈万・四一二七〉
やす‐はたご【安旅籠】
宿賃の安い旅宿。安宿(やすやど)。
やす‐ふだ【安札】
安値で入札すること。また、その札。「ひとりは—にて普請する人」〈浮・一代女・三〉
やす‐ぶしん【安普請】
安い費用で家を建てること。また、そういう粗雑なつくりの家。
やすま・る【休まる/安まる】
[動ラ五(四)]からだや気持ちが落ち着いてやすらかになる。「自然に触れて心が—・る」「忙しくてからだが—・らない」
やすみ‐しし【安見知し/八隅知し】
[枕]国のすみずみまで知らす(治める)意、または安らかに知ろしめす意から、「わが大君」「わご大君」にかかる。「—わが大君の遊ばしし」〈記・下・歌謡〉