あづち‐しゅうろん【安土宗論】
天正7年(1579)5月、織田信長の命によって安土城下浄厳院で行われた浄土宗と日蓮宗の宗論。浄土宗側の勝ちとされ、日蓮宗側は詫び証文を出し、厳しく処罰された。日蓮宗を弾圧するためのものとされる。
あづち‐じょう【安土城】
安土に織田信長が築いた城。天正4年(1576)に着工。天守閣を中心とする本格的な近世の城の最初のもの。天正10年(1582)、本能寺の変ののち焼失。
あづちのはる【安土の春】
正宗白鳥による戯曲。大正15年(1926)、雑誌「中央公論」2月号に掲載。
あづちももやま‐じだい【安土桃山時代】
織田信長がはじめて入京した永禄11年(1568)から、また一説に天正元年(1573)から、徳川家康が関ヶ原の戦いに勝った慶長5年(1600)までの約30年間。美術史上でも一時代を成す。織豊(しょ...
あづみの【安曇野】
長野県中西部にある市。犀川が縦貫し、ワサビ・ソバなどの栽培が盛ん。平成17年(2005)10月に明科(あかしな)町・豊科(とよしな)町・穂高町・三郷村・堀金村が合併して成立。人口9.6万(201...
あづみの‐し【安曇野市】
⇒安曇野
あど‐がわ【安曇川】
《「あとかわ」とも》京都府・滋賀県を流れる淀川水系の川。京都市左京区北東部の花脊(はなせ)峠(標高769メートル)付近の山中に源を発し、大津市・高島市を流れて琵琶湖西岸に注ぐ。長さ52キロ。上流...
あなとうと【安名尊】
催馬楽(さいばら)の曲名。
あのつ【安濃津】
三重県津市、または津港の古称。博多津(はかたのつ)・坊津(ぼうのつ)とともに三津(さんしん)の一。あののつ。
あのり‐ざき【安乗崎】
三重県志摩半島の岬。的矢湾(まとやわん)の入り口をなす。岩礁・断崖が多い景勝の地で、灯台がある。