しゅすのくつ【繻子の靴】
《原題、(フランス)Le Soulier de satin》クローデルによる詩劇。著者が駐日大使として日本に滞在していた時期に書かれた作品。1924年完成、1929年刊行。副題「あるいは最悪必ず...
しょいん‐づくり【書院造(り)】
室町時代に始まり桃山時代に完成した武家住宅の様式。基本として座敷に、床の間・違い棚・付(つけ)書院・帳台構えを設備するもの。銀閣寺(慈照寺)の足利義政の書斎であった東求堂同仁斎は、ほぼその形式が...
しょうこ‐しゅうせいかん【尚古集成館】
鹿児島県鹿児島市にある博物館。大正12年(1923)開館。幕末、薩摩藩主島津斉彬が実践した集成館事業の一環として建てた機械工場が前身。工場は慶応元年(1865)完成。島津家や集成館事業の歴史を展...
しょうトリアノン‐きゅうでん【小トリアノン宮殿】
《Petit Trianon》フランス北部、イブリーヌ県の都市ベルサイユにある、ベルサイユ宮殿の離宮の一。18世紀にルイ15世が寵姫ポンパドール夫人のために建てたが、完成前に夫人は死去。後にルイ...
しょかんし【書簡詩】
《原題、(ラテン)Epistulae》古代ローマの詩人、ホラティウスの詩集。全2巻。第1巻は紀元前20年、第2巻は紀元前14年完成。
しょごう‐き【初号機】
(改良しながら)続けて作られる機械の中で最初に作られたもの。第1号機。「準天頂衛星—が完成した」
しょ‐とう【初唐】
中国、唐代の文学史を4期に区分した、その第1期。唐初の618年から、玄宗の即位前年(712)までの約100年。前代の南朝風の繊弱な宮廷詩の影響も残るが、律詩の定型が完成され、次の盛唐期を準備した...
しんかい
日本で開発された有人潜水調査船の名。 海上保安庁が保有していた有人潜水調査船。昭和44年(1969)完成。最大潜航深度600メートル、乗員4名。昭和52年(1977)まで日本近海の海洋調査に運...
しんかい‐にせん【しんかい二〇〇〇】
日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した有人潜水調査船。日本初の本格的な潜水調査船として昭和56年(1981)に完成。最大潜航深度2000メートル。乗員は操縦者2名、研究者1名...
しんかい‐ろくせんごひゃく【しんかい六五〇〇】
日本の海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)が開発した有人潜水調査船。「しんかい2000」の後継として、平成元年(1989)完成。最大潜航深度6500メートルで世界一の潜航能力をもつ。内径2...