しんぶん‐じれい【新聞辞令】
官吏や団体・企業の幹部などの任免について、発令以前に新聞が憶測あるいは推断してそれを報じること。特に、うわさだけで実際には辞令が出なかった場合などにいう。
しんぽ‐かん【親補官】
明治憲法下で、天皇が自ら任命した高級官吏。大審院長・検事総長・参謀総長・教育総監・軍司令官・師団長・軍令部総長など。
じゅん‐けい【閏刑】
武士・僧侶など特定の身分の者、または婦女・老幼者・身障者などに対して、本刑の代わりに科した寛大な刑。律令制のもとでは、官吏の免官、僧侶の還俗(げんぞく)など。江戸時代には、武士の閉門、婦女の剃髪...
じょう‐おく【場屋】
1 昔、中国で、官吏採用試験を行った場所。挙場。 2 芝居小屋。演芸場。
じょう‐かん【冗官】
むだな官職。無用の官吏。
じょう‐し【帖試】
1 中国、唐代の官吏登用試験の一。経書の文章の前後を紙で覆い隠して1行だけを示し、そのうち、3字を隠して、隠した文字を答えさせたもの。 2 日本の律令制で、1にならって大学・国学の学生(がくしょ...
じょう‐ちょうかん【上長官】
自分の上位にある官吏・軍人。上司。
すずがね‐の【鈴が音の】
[枕]官吏の乗る駅馬が鈴をつけていたところから、「早馬(はゆま)」にかかる。「—駅家(はゆまうまや)の堤井(つつみゐ)の」〈万・三四三九〉
せい‐ぎょう【成業】
[名](スル) 1 学問や事業などを成し遂げること。「最早学問も—したるが故に」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 奈良・平安時代、官吏登用の課程を踏み、秀才・進士・明経(みょうぎょう)・明法(みょうぼ...
せい‐せん【成選】
平安時代、官吏が位階を上げるために候補として選考されること。じょうせん。