ほっ‐たい【法体】
仏語。 1 法の本体。宇宙万物の実体。 2 浄土教で、阿弥陀の名号や念仏のこと。 3 僧侶の姿になること。また、その姿。僧体。
ほん‐しつ【本質】
1 物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。「—に迫る」「—を見きわめる」 2 哲学で、存在するものの基底・本性をなすもの。 ㋐偶有性に対立し、事物に内属する不変の性質。 ㋑実存に対立し...
ほんらい‐くう【本来空】
仏語。一切のものはもともと仮の存在であり、実体のないものであるということ。
まく‐も【莫目/莫牟】
古代の管楽器の一。高麗楽(こまがく)・百済楽(くだらがく)に用いられたが、実体は未詳。篳篥(ひちりき)の一種ともいう。
み‐やけ【屯倉/官家】
《「み」は接頭語。「やけ」は「やか(家・宅)」の音変化》 1 大化前代における朝廷の直轄領および直轄の農業経営地。屯倉(とんそう)。「—を来目(くめ)の邑(むら)に興(た)つ」〈垂仁紀〉 2 (...
みんじ‐ほう【民事法】
民事裁判の基礎となる実体法と手続法の総称。民法・商法・民事訴訟法・人事訴訟法など。→刑事法
む‐が【無我】
[名・形動] 1 我欲・私心のないこと。無心であること。また、そのさま。「—の愛」「—の境地」「—ナ人」〈日葡〉 2 《(梵)anātmanの訳》仏語。万物に内在し常恒不変である実体などは存在し...
む‐ざね【正身/実】
《「身(む)実(ざね)」の意》そのもの。実体。正体。「形はわが子にて、—は神人(かみ)」〈景行紀〉
む‐しょう【無性】
[名]仏語。 1 《「無自性」の略》実体のないこと。 2 《「無仏性」の略》仏性のないもの。悟りを開く素質のないもの。⇔有性(うしょう)。 [名・形動ナリ]分別のないこと。理性のないこと。ま...
もじエンティティー‐さんしょう【文字エンティティー参照】
⇒文字実体参照