おうちょう‐ぶんがく【王朝文学】
平安時代の、特に宮廷女性を主たる書き手とする仮名文学。平安朝文学。
おお‐うた【大歌】
1 宮廷の神事・宴遊などにうたわれる歌。 2 唐・韓などからの外来の楽に対して、日本古来の楽。風俗歌・神楽(かぐら)歌・催馬楽(さいばら)など、大歌所(おおうたどころ)で管理・伝承されたもの。
おもろ
沖縄・奄美(あまみ)群島に伝わる古代歌謡。神事や宮廷の祝宴などに歌われた叙事詩。 [補説]「思い」と同語源の「うむい」の変化した語で、神に申し上げるの意というが、ほかにも諸説がある。
オーストリア‐こくりつとしょかん【オーストリア国立図書館】
《Österreichische Nationalbibliothek》ウィーンのホーフブルク宮殿にある国立図書館。元はハプスブルク家の宮廷図書館であり、18世紀に神聖ローマ皇帝カール6世の命で...
かい‐きょく【槐棘】
三槐と九棘。三公と九卿。公卿(くぎょう)。宮廷の人。
カイセリ【Kayseri】
トルコ中央部の都市。エルジエス山の北麓に位置する。古代名マザカ。現名称は古代ローマ時代に皇帝ティベリウスが名付けたカエサレア(皇帝カエサルの町)に由来する。交通の要衝であり、中部アナトリアにおけ...
かぐら‐ぶえ【神楽笛】
宮廷の御神楽(みかぐら)に用いる横笛。歌口のほか六つの指孔があり、七つの指孔の雅楽の横笛(竜笛(りゅうてき))より音律がやや低い。大和笛。太笛。
カザン‐クレムリン
《Kazanskiy Kreml'/Казанский Кремль》タタールスタンの首都カザンにあるクレムリン(城砦)。中世にボルガブルガル人によって最初のクレムリンが建設。15世紀にカザンハ...
カスナナン‐おうきゅう【カスナナン王宮】
《Kraton Kasunanan》インドネシア、ジャワ島中部の都市スラカルタ(ソロ)にある王宮。18世紀半ばに、マタラム王国の流れをくむパクブオノ2世が同地に遷都して建造された。コロニアル様式...
カペルマイスター【(ドイツ)Kapellmeister】
宮廷楽長。時に、凡庸な指揮者の蔑称。