カラジョズベゴバ‐ジャミヤ【Karađozbegova džamija】
ボスニア‐ヘルツェゴビナ南部の都市モスタルにあるイスラム寺院。16世紀半ば、オスマン帝国の時代に、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計で建造。ドーム・尖塔ともにヘルツェゴビナ地方で最大級のものとさ...
カロリング‐ルネサンス【(ドイツ)Karolingische Renaissance】
8世紀末から9世紀初頭にかけて、フランク王国のカール大帝の宮廷を中心に行われた古典文化の再興運動。各地より学者が招かれ、学校なども建てられて中世文化の基礎を築いた。→ルネサンス
かん‐がん【宦官】
東洋諸国で宮廷や貴族の後宮に仕えた、去勢された男子。中国・オスマン帝国・ムガル帝国などに多かった。王や後宮に近接しているため勢力を得やすく、政治に種々の影響を及ぼした。宦者(かんじゃ)。
かん‐ぎ【官妓】
宮廷に仕えて歌舞を行った妓女。特に朝鮮で、医薬・歌舞・妓楽(ぎがく)などをもって仕えた官妓の妓生(キーサン)が有名。
かん‐ていしょく【韓定食】
李朝の宮廷料理に始まる、韓国の豪華な宴会料理。
かんもんにっき【看聞日記】
室町時代、後崇光院(ごすこういん)の日記。応永23〜文安5年(1416〜48)の日記41巻と応永15年(1408)の御幸記1巻、別記1巻、目録1巻の計44巻。当時の宮廷・幕府・世俗の出来事などを...
かん‐よう【官窯】
中国で、宮廷で用いる陶磁器を製造した政府の陶窯。また、そこで焼いた陶磁器。狭義には、すぐれた作品の多い宋代の青磁をさす。日本では江戸時代の藩窯がこれにあたる。
がい‐ちょう【外朝】
1 宮廷で、君主が国政をとる所。外廷。 2 外国の朝廷。
がい‐てい【外廷】
宮廷で、君主が国政をとる公的な所。外朝。⇔内廷。
が‐いん【画院】
中国の宮廷で、絵画の作成をつかさどった機関。唐代に創設され、宋代に最盛期を迎えた。図画院(とがいん)。翰林(かんりん)図画院。→院体画