とまり【泊（ま）り】
《「止まり」と同語源》 １ 泊まること。宿泊すること。また、泊まる所。宿屋。 ２ 宿直。 ３ 船つき場。港。
とまり‐あけ【泊（ま）り明け】
宿直の勤務が終わること。また、宿直をすませた翌日。あけばん。
とまり‐ばん【泊（ま）り番】
宿直。また、その当番。
な‐だいめん【名対面】
１ 宮中で、供奉(ぐぶ)・宿直(とのい)の官人が、一定の時刻に行われる点呼で名のること。おおむね亥(い)の刻（午後10時）に行われた。名謁(みょうえつ)。宿直申し。問籍(もんじゃく)。 ２ 戦場...
にっ‐そう【日奏】
平安時代、宮中で宿直した人の官位姓名を翌日奏上したこと。また、その文書。
ばん‐いし【番医師】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、営中の表方にいて医療を受け持ち、また、桔梗(ききょう)の間(ま)に宿直して不時の治療をした。番医。
ばん‐しゅう【番衆】
幕府・朝廷・大名家などで、殿中や館に交代で宿直・勤番して、警備や雑務に当たった者。番方。ばんしゅ。
ばん‐ちょう【番帳】
中世、番衆の構成や出仕・宿直の期日などを記した帳簿。番文(ばんぶみ)。
ばん‐ぶくろ【番袋】
武士が宿直(とのい)のときに衣類などを入れた袋。また、雑物を入れる大きな袋。
ひさし‐の‐ごしょ【廂の御所】
鎌倉幕府で、将軍の御所の庇の間。廂番が宿直した所。
