こと‐だま【言霊】
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。
こども‐や【子供屋】
1 江戸時代、男色を売る歌舞伎子を置いていた家。陰間(かげま)茶屋。子供茶屋。子供宿。「—の親方ども申し合はして日を定め」〈浮・禁短気・二〉 2 主に江戸深川で、遊女を抱え置いた家。遊女の置屋。...
こなん【湖南】
中国、中南部の省。省都は長沙(ちょうさ)。揚子江中流の南部を占める。洞庭(どうてい)湖があり、湘江が流れる。米の大産地で、桐油・茶なども産し、養豚も盛ん。人口、6326万(2005)。湘。フー...
このした‐かげ【木の下陰】
木のもと。こかげ。「行き暮れて—を宿とせば花や今宵の主ならまし」〈平家・九〉
こばん‐しゅう【小番衆】
室町時代、将軍家・大名家などで主君の側近に勤番・宿直した者。小番。
こまがね【駒ヶ根】
長野県南部、伊那盆地中央の市。駒ヶ岳(木曽駒)の麓にあり、登山基地。中心の赤穂(あかほ)は宿場町であった。人口3.4万(2010)。
こま‐じんじゃ【高麗神社】
埼玉県日高市にある神社。祭神は高麗王若光(じゃっこう)・猿田彦命・武内宿禰。高麗明神。
こむ‐そう【虚無僧】
普化(ふけ)宗の有髪の僧。宗祖普化禅師の遺風と称して、天蓋(てんがい)とよぶ深編み笠をかぶり、首から袈裟(けさ)と餉箱(げばこ)を掛け、尺八を吹いて米銭を乞い、諸国を行脚し修行した。薦(こも)を...
こもろ【小諸】
長野県東部の市。もと牧野氏の城下町、北国街道の宿場町として発達。浅間山の登山口。人口4.4万(2010)。
こ‐やど【小宿】
1 小さな宿。ちょっと泊まる宿。 2 江戸時代、奉公人が暇をとったときに身を寄せる宿。男女が密会に使ったり、時には、私娼も置いたりした。中宿(なかやど)。出合い宿。「おのが心まかせの男狂ひ、—を...