かいはく‐しつ【灰白質】
神経細胞が密集して灰白色をしている部分。脊髄では白質に囲まれ、断面がH字状をなす。大脳・小脳では白質を囲む皮質部をなす。
カイパー‐ベルト【Kuiper belt】
海王星軌道の外にある、小惑星や氷・ちりなどが密集した領域。太陽から約48天文単位以遠をリング状に取り巻いており、彗星(すいせい)の供給源であるとして、オランダ生まれの米国の天文学者 G=P=カイ...
かりゅう‐そう【顆粒層】
小型の細胞が密集した層。皮膚の表皮などの上皮、卵胞、小脳の皮質などにみられる。 [補説]表皮の顆粒層は角質層の下にあり、SG1〜3の3層から成る。このうちSG2細胞の層はタイトジャンクションを有...
かんたいへいよう‐かざんたい【環太平洋火山帯】
環太平洋に分布する火山の密集地域。活火山の半数以上が属し、地殻が不安定で、地震帯や新しい造山帯と一致する。
ガダーミス【Ghadamis】
リビア西部、チュニジアとアルジェリアとの国境に近いオアシス都市。19世紀までサハラ交易の要地として栄えた。城壁に囲まれた旧市街は、石灰を塗った白い日干し煉瓦(れんが)の建物が密集しており、198...
きあつ‐けいど【気圧傾度】
一定の距離を隔てた二点間の気圧差。天気図で等圧線が密集している場合ほど気圧傾度は大きく、風が強い。
きゅうじょう‐せいだん【球状星団】
数万から100万個の恒星が球状に密集しているもの。中心になるほど密集。銀河系では約150個が知られる。
きん‐もくせい【金木犀】
モクセイ科の常緑低木。よく分枝し、葉は狭長楕円形。雌雄異株。秋、強い芳香のある赤黄色の小花を密集してつける。中国の原産。古くから庭木とされる。《季 秋》
くまの‐みずき【熊野水木】
ミズキ科の落葉高木。葉は対生し、卵状長楕円形で裏側は白色を帯びる。6、7月ごろに白色の小花を密集してつけ、果実は黒く熟す。
くわじょう‐か【桑状果】
多数の花が密集した花序が成熟し、1個のように見える果実。桑やパイナップルなどにみられる。桑実果(そうじつか)。