よわなさけうきなのよこぐし【与話情浮名横櫛】
歌舞伎狂言。世話物。9幕。3世瀬川如皐(じょこう)作。嘉永6年(1853)江戸中村座初演。木更津の博徒の妾(めかけ)お富と伊豆屋の若旦那与三郎の情話を描いたもので、特に4幕目「源氏店(げんじだな...
らい‐ち【畾地】
《「らいぢ」とも》余分の土地。あき地。「この松植ゑるほど—があるほどに」〈虎明狂・富士松〉
ラジウム‐せん【ラジウム泉】
ラジウムの含有量の多い鉱泉。兵庫県の有馬温泉、山梨県の増富温泉など。→放射能泉
らっぱ‐むし【喇叭虫】
繊毛虫類ラッパムシ科の一群の原生動物。有機質に富む淡水・汽水にすむ。体長約0.5ミリ。体はらっぱ形で、前端の口部の周縁に繊毛の列をもち、後端は細くなり他物に付着しているが、遊泳もする。
ラテライト【laterite】
サバンナ地域に広くみられる、鉄・アルミニウムの水酸化物に富む紅色の土壌。高温多雨のため岩石が著しく風化して生じ、植物養分に乏しく耕作に適さない。ニッケルの原料となるものもある。紅土。ラトゾル。
ラニン‐こくりつこうえん【ラニン国立公園】
《Parque nacional Lanín》アルゼンチン中西部、ネウケン州にある国立公園。同州北東部、アンデス山脈東麓に位置し、ラカル湖、ラクテル湖など多くの湖をたたえ、日本の富士山と同じ標高...
ラブラドル【Labrador】
カナダ北東部にある大半島。大西洋とハドソン湾に面し、大部分は高原。鉄鉱石が豊富。
ラベッロ【Ravello】
イタリア南部、カンパニア州の町。ソレント半島南岸、アマルフィ海岸を見下ろす標高約350メートルの高台に位置する。13世紀のビラルフォロ、20世紀初頭のビラチンブローネなど、貴族や富裕層の邸宅があ...
らんせん‐せき【藍閃石】
角閃石で、カルシウムが少なくナトリウムに富むもの。ガラス光沢のある暗藍色の鉱物。単斜晶系。ふつう繊維状で、結晶片岩中に産出。
ラーナック‐じょう【ラーナック城】
《Larnach Castle》ニュージーランド南島南東部のオタゴ半島中央部にある城館。ダニーデンの東約10キロメートルに位置する。1887年、富豪ラーナック家の私邸として中世ヨーロッパの城を模...