かん【寛】
[形動][文][ナリ]扱いが緩やかなさま。「—に過ぎる処置」
かん【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ 1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」 2 気持ちにゆとりがある。心が広い。...
かん‐い【寛衣】
ゆったりと大きく作った着物。
かんえい【寛永】
江戸前期、後水尾天皇・明正天皇・後光明天皇の時の年号。1624年2月30日〜1644年12月16日。
かんえいしょかけいずでん【寛永諸家系図伝】
江戸幕府が編纂(へんさん)した最初の大名・旗本の系図集。186巻。若年寄太田資宗が奉行となり、林羅山・林鵝峰らが編纂に従事。寛永20年(1643)完成。
かんえい‐じ【寛永寺】
東京都台東区上野桜木にある天台宗の寺。山号は東叡山。院号は円頓院。寛永2年(1625)開創、開基は徳川家光、開山は天海。関東天台宗の中心。徳川家の菩提寺。現在の上野公園の全域が境内であった。境内...
かんえい‐せん【寛永銭】
⇒寛永通宝(かんえいつうほう)
かんえい‐つうほう【寛永通宝】
江戸時代の代表的な銭貨。円形方孔で、表に「寛永通宝」の4字がある。寛永13〜万延元年(1636〜1860)鋳造。銅一文銭・鉄一文銭・真鍮四文銭・鉄四文銭がある。全国各地で鋳造され、明治初年に至る...
かんえん【寛延】
江戸中期、桃園天皇の時の年号。1748年7月12日〜1751年10月27日。
かん‐か【寛仮】
[名](スル)人の罪や欠点などを寛大に扱って、とがめだてをしないこと。「先生を愚弄する様な軽薄な生徒を—しては」〈漱石・坊っちゃん〉