くち‐あそび【口遊び】
1 心に浮かぶことを独り言のように言うこと。「ただ仏の御ことをのみ、寝言にも—にもしつつ行ふ」〈宇津保・春日詣〉 2 むだ口。うわさ。悪口。「異戯(ことたはぶ)れ言(ごと)はのたまふとも、このか...
くっちゃ‐ね【食っちゃ寝】
[連語]《「食っちゃ」は「食っては」の音変化》俗に、食事をしては寝てばかりいること。転じて、何もしないでぶらぶら暮らすこと。「—生活」
くね・る
[動ラ五(四)] 1 幾度もくりかえして折れ曲がる。くねくねする。「—・った山道」 2 すねるように愚痴をこぼす。ひがんだような態度をとる。「世をうらみ—・らせ給ふ」〈夜の寝覚・五〉
くのじ‐なり【くの字形】
「く」の字の形のように曲がっていること。「—になって寝床にいる」
くび‐まくら【首枕/頸枕】
首を支える寝具。座ったままの姿勢で首をのせるU字形のものや、横になった姿勢で首の下に敷いて用いるものなどがある。ネッククッション。ネックピロー。
くも‐い【雲居/雲井】
《「居」はすわるの意。「井」は当て字》 1 雲のある場所。雲のたなびいている所。大空。「みずからを—のひばりに比べ」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 雲。「はしけやし我家(わぎへ)の方よ—立ち来(...
くるす‐ばら【栗栖原】
栗の木が多く生えている原。「引田(ひけた)の若—若くへに率寝(ゐね)てましもの老いにけるかも」〈記・下・歌謡〉
くるま・る【包まる】
[動ラ五(四)]すっぽりとつつまれる。「布団に—・って寝る」
クルージュナポカ‐せいきょうだいせいどう【クルージュナポカ正教大聖堂】
《Catedrala Ortodoxă din Cluj Napoca》ルーマニア北西部の都市クルージュナポカにあるルーマニア正教会の大聖堂。正式名称は生神女就寝大聖堂。1920年代から1930...
くれ‐の‐はる【暮れの春】
春の終わり。晩春。《季 春》「いとはるる身を恨み寝や—/蕪村」