てらうけ‐じょう【寺請状】
寺院が寺請を証明して発行し、奉行所へ提出した書状。のち、結婚・奉公・旅行の際の身分証明書ともなった。寺証文。寺手形。宗旨証文。宗旨手形。
てらうち【寺内】
姓氏の一。 [補説]「寺内」姓の人物寺内大吉(てらうちだいきち)寺内正毅(てらうちまさたけ)
てらうちかんたろういっか【寺内貫太郎一家】
テレビドラマシリーズ。久世光彦演出、向田邦子脚本、小林亜星主演により、昭和49年(1974)と昭和50年(1975)に放映。東京の下町で石屋を営む寺内貫太郎と周囲の人々を描くホームドラマ。
てらお‐つねふみ【寺尾常史】
[1963〜2023]力士。鹿児島の生まれ。本名、福薗好文(ふくぞのよしふみ)。回転の早い突っ張りを得意とし、長期にわたり人気力士として活躍した。幕内在位93場所は歴代6位の記録。
てら‐おとこ【寺男】
寺で雑用をする下男。
寺(てら)から里(さと)へ
《檀家から寺へ物を贈るのがあたりまえなのに、寺から檀家へ物を贈る意から》物事が逆であることのたとえ。本末顛倒(てんとう)。「—の礼扇、これらは明けずに捨(すた)りて」〈浮・胸算用・一〉
てら‐がた【寺方】
《「てらかた」とも》 1 寺の僧侶。 2 寺に関係する方面。「—と交渉する」
てら‐がね【寺鐘】
歌舞伎下座音楽の一。本釣鐘(ほんつりがね)または銅鑼(どら)の縁を桴(ばち)で間隔をせばめながら打つもの。寺院や愁嘆場の幕切れなどに用いる。
てら‐がまえ【寺構え】
寺院の構造。寺院風のつくり。
てら‐こ【寺子】
寺子屋に通って学ぶ子供。