あ‐うん【阿吽/阿呍】
《梵語のaとhūṃの音写。「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声》 1 梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。密教では、この2字を万物の初めと終わりを象徴するものとし、...
あおやまえんざまつ【青山円座松】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。青山の竜岩寺にあった円座の松と呼ばれる老木を手前に配し、遠くに見える富士山と対比させた構図となっている。
アカデミズム【academism】
1 大学などでの、理論を重視し、学問・芸術の純粋性・正統性を守ろうとする立場。ジャーナリズムに対比して用いられることがある。 2 学問・芸術の、保守的、形式主義的傾向。官学風。
アナログ‐かいせん【アナログ回線】
データや音声をアナログ信号で送受信する回線。デジタル回線と対比して用いられる。
アルビレオ【Albireo】
白鳥座のβ(ベータ)星。橙色の3.1等の主星と青色の5.4等の伴星からなる二重星。その美しい色の対比から、全天でもっとも有名な二重星として知られ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にも登場する。
アーバニズム【urbanism】
都市的環境でつくり出される人間の行動様式一般をいう。農村的環境と対比したときの用語。都市性。
いそ・ぐ【急ぐ】
[動ガ五(四)] 1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を—・ぐ」「解決を—・ぐ」「—・いで仕上げる」 2 早く行き着こうとする。早く進む。「帰宅を—・ぐ」 3 気持ちがせ...
いみ‐きおく【意味記憶】
長期記憶のうち、言葉の意味や知識、概念に関する記憶。「1年は12か月である」といった知識や情報の記憶であり、個人的経験に基づくエピソード記憶に対比される。
えいゆうでん【英雄伝】
古代ギリシャの伝記作家プルタルコスの著「対比列伝」の通称。政治家・軍人で似通った生涯の者をギリシャ人とローマ人から選んで1組とし、業績などを比較・論評したもの。23組46人と4人の独立伝記からなる。
エピソード‐きおく【エピソード記憶】
長期記憶のうち、個人的経験に基づくもの。個人が体験した日々の出来事の記憶であり、時間や場所、および感情を伴ったものとして記憶される。意味記憶に対比される。