そん‐けん【尊見】
他人を敬って、その意見をいう語。高見。
そん‐げん【尊厳】
[名・形動]とうとくおごそかなこと。気高く犯しがたいこと。また、そのさま。「人間の—を守る」「其—なる爵位にふさわしい世継ぎが出来たのを」〈若松訳・小公子〉 [派生]そんげんさ[名]
そんげん‐し【尊厳死】
人間としての尊厳を保ったままで命をまっとうすること。回復の見込みのない状態や苦痛のひどい状態の際に生命維持装置を無制限に使わないなどの対応がなされる。
そん‐こう【尊公】
[代]二人称の人代名詞。男性が、相手の男性を敬っていう。貴公。貴君。尊君。
そん‐ごう【尊号】
尊んでいう称号。尊称。特に、天皇・上皇・皇后・皇太后などの称号。
そんごう‐じけん【尊号事件】
寛政元年(1789)光格天皇が実父の典仁親王に太上(だいじょう)天皇の尊号を贈ろうとして、江戸幕府に拒否された事件。
そん‐さつ【尊札】
他人を敬って、その手紙をいう語。尊書。尊翰(そんかん)。
そん‐ざ【尊者】
「そんじゃ(尊者)」の直音表記。「阿難—ぞおはしける」〈梁塵秘抄・二〉
そん‐し【尊師】
師を敬っていう語。
そん‐しゃく【尊爵】
尊い位。栄爵。