うめ‐もどき【梅擬】
モチノキ科の落葉低木。山地に自生。葉は梅に似て、葉脈上に毛が密生する。雌雄異株。6月ごろ、淡紫色の花をつける。小さな実は熟すと赤く、落葉後も残るので雌木は庭によく植えられる。実の白いものをシロミ...
うらさびしがわ【心淋し川】
西条奈加の連作短編小説集。江戸時代の、小さな川沿いの長屋に暮らす人々を描く全6作を収める。第164回直木賞受賞。
うろこ‐くぎ【鱗釘】
三角状の薄い小さな金属片。建具の枠にガラスを固定させるときに用いる。三角釘。葉鋲(はびょう)。
うわ‐おき【上置き】
1 たんすなどの上に置く、小さな戸棚や箱。上置き棚。 2 飯、雑煮の餅、うどん・そばなど、主食となるものの上にのせる肉・魚・野菜など。 3 旅芝居などで、客寄せのために人気のある役者を、一座に参...
うわ‐は【上端】
《「うわば」とも》 1 物の上面、または上部の端。「荷負箪笥の—をこつこつと指さきでたたいてみせた」〈里見弴・小さな命〉 2 単位未満の端数。特に金銭で、まとまった区切りのよい額をわずかに超えた...
エア‐キャスター【air caster】
下面から圧縮空気を吹き出させる装置をもつ荷台。荷台下面と床面の間に空気の膜をつくることで摩擦(まさつ)を減らし、小さな力でも重量物を動かせる。
えき‐もん【掖門】
宮殿の正門の左右にある小さな門。旁門(ぼうもん)。
え‐くぼ【靨】
《「笑窪」の意》笑うとき、ほおにできる小さなくぼみ。
エスじ‐カーブ【S字カーブ】
小さなカーブが二つ以上連続して、Sの字のような形になったもの。「—を描く山間の道」
えのき‐ぐさ【榎草】
トウダイグサ科の一年草。道端に生え、高さ約30センチ。エノキに似た形の葉が互生する。夏から秋に、葉のわきに、小さな褐色の雄花を穂状に、基部に雌花をつける。編笠草(あみがさそう)。