ちいさ‐やか【小さやか】
[形動ナリ]いかにも小さな感じのするさま。「母屋にいと—にてうち臥し給ひつるをかき抱きて」〈堤・花桜をる少将〉
ちいさ‐わらわ【小さ童】
小さい子供。特に、宮中で雑用に使った子供。ちさわらわ。「或いは—、徳大寺などこれを用ふ」〈言継卿記・天文八年〉
ちい‐にいさん【小兄さん】
何人かいる兄のうち、自分に年齢の近い方を敬っていう語。→大兄さん
ちい‐ねえさん【小姉さん】
何人かいる姉のうち、自分に年齢の近い方を敬っていう語。→大姉さん
ちい‐ママ【小ママ】
《多く「チーママ」と書く》酒場などで、女主人(ママ)に次ぐ立場の女性。
ちさ・い【小さい】
[形][文]ちさ・し[ク]「ちいさい」の音変化。「つい其時の言葉迄—・い胸に刻み付けて置いた」〈漱石・彼岸過迄〉
ちっちゃ・い
[形]「ちいさい」の音変化。「赤ちゃんの—・い手」⇔おっきい。
ちょう‐じゅうせき【腸重積】
腸閉塞(ちょうへいそく)の一。小腸の一部(主に回腸)が、大腸(主に盲腸)の内腔に入り込んでしまい、通過障害・血行障害を起こした状態。2歳までの乳児に多く、腹痛・嘔吐(おうと)・血便などがみられる。
ひ‐こ【小舌】
「のどびこ」に同じ。〈和英語林集成〉
ほ‐がみ【小腹】
したはら。「—さしつつ、こときりきりと病む」〈伽・福富長者〉