けいじ‐しせつ【刑事施設】
自由刑(懲役・禁錮・拘留)の受刑者、刑事訴訟法の規定により逮捕留置・勾留される被疑者・被告人、死刑確定者などを収容する施設。刑務所・少年刑務所・拘置所の総称。 [補説]旧監獄法では「監獄」と呼称...
けいじ‐ほう【刑事法】
刑事に関する法令の総称。刑法・刑事訴訟法・少年法・刑事収容施設法など。→民事法
けいほうはん‐しょうねん【刑法犯少年】
刑法犯で警察に検挙された14歳以上20歳未満の少年。交通事故に係る業務上過失致死傷罪、危険運転致死傷罪などは含まれない。→犯罪少年
けちょう【化鳥】
泉鏡花の小説。明治30年(1897)、文芸雑誌「新著月刊」に掲載。著者初の口語体による小説で、全編が橋のたもとの番小屋で母親と二人で暮らす少年による語りとして書かれている。
けな‐げ【健気】
[形動][文][ナリ]《「けなりげ」の音変化。普通とは異なって格別であるさまの意から》 1 殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていく...
けものたちはこきょうをめざす【けものたちは故郷をめざす】
安部公房の長編小説。昭和32年(1957)刊行。ソ連軍が侵攻した敗戦前夜の満州から、ひたすらに故郷日本を目指して進む少年が辿る運命を描く。
けんかえれじい
鈴木隆の小説。昭和初期の旧制中学を舞台に、バンカラな少年たちの青春を描く。昭和41年(1966)刊行。同年、鈴木清順監督、新藤兼人脚色により映画化。
こいぬのろくがやってきた【子犬のロクがやってきた】
中川李枝子の文、中川宗弥の挿絵による児童文学作品。友人が拾った子犬を引き取ることになった少年と家族の姿を、子犬の成長とともに描く。昭和54年(1979)刊行。
こうあん‐しょく【公安職】
一般職の公務員の職種による区分の一つ。警察官・皇宮護衛官・入国警備官および刑務所・検察庁・公安調査庁・少年院・海上保安庁に勤務する職員などが該当する。
こうえい‐へい【紅衛兵】
中国の文化大革命で、1966年に毛沢東の指導のもとに作られた青少年の組織。のち、極左主義と内部分裂で崩壊。