トロッコ
芥川竜之介の短編小説。大正11年(1922)3月、雑誌「大観」に発表。8歳の少年良平が鉄道工事用のトロッコに乗って経験した出来事を回想形式で描く。
とんでろじいちゃん
山中恒の児童文学作品。少年が祖父と共に祖父の子ども時代へタイムスリップするファンタジー。平成5年(1993)刊行。第31回野間児童文芸賞受賞。平成11年(1999)、大林宣彦監督により「あの、夏...
ドイツ‐たいそう【ドイツ体操】
18世紀にドイツに起こり、発達した体操。青少年の心身鍛練のため、鉄棒・鞍馬(あんば)・平行棒など器械運動を取り入れたもの。
ドイツれいねん【ドイツ零年】
《(イタリア)Germania Anno Zero》イタリアの映画。1948年作。監督はロッセリーニ。第二次大戦直後の荒廃したベルリンを舞台に、ナチスのイデオロギーに翻弄される少年が辿る悲劇的末...
どう‐ぎょう【童形】
まだ結髪していない少年。また、その姿。稚児姿。
どう‐じ【童子/童児】
1 幼い少年。子供。わらわ。「三歳の—でもわかる話だ」 2 貴人の身のまわりの世話をする、召し使いの少年。 3 《(梵)Kumāraの訳》 ㋐仏の王子、すなわち菩薩(ぼさつ)のこと。 ㋑仏・菩薩...
どう‐ぼく【童僕/僮僕】
召使いの少年。
どく【毒】
1 健康や生命を害するもの。特に、毒薬。「夜ふかしはからだに—だ」「—を仰ぐ」 2 ためにならないもの。わざわいになるもの。害悪。「目の—」「青少年には—となる雑誌」 3 人の心を傷つけるもの。...
どく・する【毒する】
[動サ変][文]どく・す[サ変]悪い影響を与える。害する。「青少年を—・する書物」
どろのかわ【泥の河】
宮本輝の小説。昭和30年代の大阪の、二つの川が合流し安治川となる地域を舞台に、少年信雄と周囲の人々の関わりを描く。「文芸展望」誌の昭和52年(1977)7月号に発表。第13回太宰治賞を受賞。「蛍...