しり‐ざや【尻鞘】
雨露から保護するために、太刀の鞘を覆う毛皮の袋。豹(ひょう)・虎(とら)・熊(くま)・鹿・猪(いのしし)などの毛皮で作り、遠行・戦陣などの際に用いた。毛鞘。しざや。しんざや。
しり‐すぼまり【尻窄まり】
[名・形動] 1 口の方が広く、底の方が小さくなっていること。また、そのもの。しりすぼり。しりすぼみ。「—な(の)土器」 2 はじめの勢いが、終わりになるにしたがって衰えてくること。しりすぼみ。...
しり‐すぼみ【尻窄み】
「尻窄まり」に同じ。
しり‐たたき【尻叩き】
嫁が婚家に初めて入るとき、若者などが門口に立ち、わら束やたいまつで嫁の尻をたたく習俗。嫁の多産を願って行われた。
しり‐たぶ【尻臀】
「しりこぶた」に同じ。
しり‐たぶら【尻臀】
「しりこぶた」に同じ。
しり‐だか【尻高】
言葉の終わりの方の調子が高くなること。「—の語調」
しり‐だこ【尻胼胝/髀骶】
1 猿の尻の、皮が厚くて毛のない部分。 2 いつも座っているために、尻にできるたこ。
しりっ‐ぱしょり【尻っ端折り】
「しりはしょり」の音変化。
しりっ‐ぱね【尻っ跳ね/後っ跳ね】
1 物の後ろの方が上がること。 2 後ろの方に泥を跳ね上げること。また、跳ね上げた泥。