にょう【尿】
腎臓(じんぞう)で生成される排泄液(はいせつえき)。水分中に尿素・塩分などが含まれる。小便。
にょう【尿】
[常用漢字] [音]ニョウ(ネウ)(呉) [訓]いばり ゆばり 小便。「尿意・尿道/血尿・検尿・排尿・糞尿(ふんにょう)・放尿・泌尿器」
にょう‐い【尿意】
小便がしたいという生理的感覚。「—を催す」
にょうい‐せっぱくかん【尿意切迫感】
抑えられないくらい強い尿意が急に起こり、我慢することが困難な状態。また、その感覚。
にょう‐かん【尿管】
尿を腎臓から膀胱(ぼうこう)に送る管。輸尿管。
にょうかん‐いしょかいこう【尿管異所開口】
尿管の出口が尿道や膣(ちつ)などにある先天性疾患。持続性尿失禁、尿の逆流、膀胱炎などをきたす場合がある。
にょう‐き【尿器】
病人などが寝たまま小便をするのに用いる容器。溲瓶(しびん)。
にょう‐けっせき【尿結石】
尿中の成分が、腎臓や膀胱(ぼうこう)など尿の通路内で凝集してできた結石。尿石。→尿路結石
にょう‐けんさ【尿検査】
診断のため、尿を検査すること。尿にさまざまな代謝産物が排出されるので、腎臓・泌尿器だけでなく全身の疾患を見つけるため行われる。検尿。
にょう‐さいかん【尿細管】
腎臓内にある、腎小体に続くうねり曲がった無数の細い管。血液からこし分けられた原尿の中から必要なものを再吸収し、不要なものを集めて腎盂(じんう)に送る。細尿管。