しがい‐しおづめ【死骸塩詰め】
江戸時代、主殺し・親殺し・関所破りなどの重罪人で、判決以前に死亡した者の死骸を塩詰めにしたこと。判決後、磔(はりつけ)にした。
しざん‐けつが【屍山血河】
死体が山のように積み重なり、多くの血が川のように流れること。激しい戦闘のあったあとのようすをいう語。
し‐しつ【屍室】
病院などで、遺体を一時安置しておく部屋。霊安室。
し‐しゅう【死臭／屍臭】
死体から発する悪臭。
し‐たい【死体／屍体】
死んだ人間・動物のからだ。生命の絶えた肉体。死骸。しかばね。「白骨—」「—遺棄」 [補説]「死体」「死骸」「しかばね」には肉体を物としてみている語感があり、人格を認めた表現にはふつう「遺体」「遺...
し‐どく【死毒／屍毒】
動物の死体が細菌の作用などで分解するときにできる毒性物質。プトマイン。
し‐にく【死肉／屍肉】
死体の肉。
し‐はん【死斑／屍斑】
死んだ人の皮膚に現れる、紫赤色あるいは紫青色の斑点。血液が自重で沈降するために生じ、下側となった部分に死後2、30分から現れ、6〜10時間後には全面に及ぶ。その程度から死後経過時間や死因の推定が可能。
し‐ろう【屍蝋】
蝋のように変化した死体。死体が長時間、水中または湿った地中にあったときなどに、体内の脂肪が脂肪酸となり、さらに蝋状になって、死体を原形に保つ。
