さん‐いん【山陰】
山のかげ。山の北側。⇔山陽。
「山陰地方」の略。
「山陰道」の略。
さんいんかいがん‐こくりつこうえん【山陰海岸国立公園】
京都府京丹後市から鳥取市までの約75キロの海岸の国立公園。城崎(きのさき)温泉・浦富(うらどめ)海岸・鳥取砂丘などがある。
さんいん‐ちほう【山陰地方】
中国山地の北、日本海側の地域。鳥取・島根両県および山口県の北部。兵庫県・京都府の北部を含むこともある。
さんいん‐どう【山陰道】
五畿七道の一。現在の近畿・中国地方の日本海側。丹後・丹波・但馬(たじま)・因幡(いなば)・伯耆(ほうき)・出雲(いずも)・石見(いわみ)・隠岐(おき)の8か国。また、この国々を結ぶ街道のこと。
さんいん‐ほんせん【山陰本線】
京都から鳥取・松江を経て山陽本線の幡生(はたぶ)(山口県)に至るJR線。長門市・仙崎間の支線を含む。全長676キロ。
さん‐う【山雨】
山から降りはじめる雨。また、山に降る雨。山中で出あう雨。
山雨(さんう)来(きた)らんと欲(ほっ)して風(かぜ)楼(ろう)に満(み)つ
《許渾「咸陽城東楼詩」から》山雨がやって来る前には、高殿へ風が吹きつける。変事が起きる前には、なんとなく形勢が穏やかでなくなることのたとえ。
さんうん【山雲】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の上段の間を飾る。雄大な山頂の景色を描く。昭和50年(1975)に、海をテーマにした「濤声(とうせい)」とともに完成。両者をあわせ「...
さん‐えい【山影】
物に映った山のかげ。山の姿。
さん‐えき【山駅】
山中にある宿駅。