シェール‐オイル【shale oil】
地中の頁岩(シェール)層に含まれる石油。 [補説]固い岩石の中に存在するため採取が困難だったが、採掘技術が確立し商業生産が行われるようになった。
し‐き【城/磯城】
《「し」は石、「き」は城という》 1 城。とりで。「—を得爾辛に助け築(つ)かしむ」〈欽明紀〉 2 周囲に岩石をめぐらした祭場。「—の神籬(ひもろき)を立てて」〈倭姫命世記〉
しぜん‐ざんりゅうじか【自然残留磁化】
自然界に見られる残留磁化。溶岩が冷えて固まる過程で、地磁気の向きに合わせて岩石が磁化されて残る熱残留磁化、海底や湖底で磁性鉱物が堆積する過程で、地磁気に影響されて統計的に特定方向に配列する堆積残...
した‐ばん【下盤】
断層や鉱脈・炭層などの下側の岩石・岩盤。⇔上盤(うわばん)。
しゃ‐ちょうせき【斜長石】
長石の一。アルミニウム・カルシウム・ナトリウムなどを含む珪酸塩で、カルシウム・ナトリウム両主成分が種々の割合でまじった固溶体。灰長石・中性長石・曹長石など。ふつう白色の柱状結晶で双晶をなす。三斜...
しゃめん‐ほうかい【斜面崩壊】
斜面の表層にある土砂や岩石が滑り落ちる現象。山崩れ、がけ崩れ、土砂崩れなど。
しゅうかい‐がん【集塊岩】
火山砕屑岩(さいせつがん)の一。火山噴出物が固まってできた岩石。
しゅうひょうが‐さよう【周氷河作用】
比較的寒冷な気候の下、地中の水分が周期的に凍結と融解を繰り返し、岩石の破砕や土壌物質の移動などを引き起こす作用。→周氷河地形
しゅうひょうが‐ちけい【周氷河地形】
地中の水分が周期的に凍結と融解を繰り返すことによって生じる地形。氷期または高緯度地域などの寒冷地でみられ、岩石の破砕や土壌物質の移動などにより、なだらかな起伏を形成する。日本では宗谷丘陵にみられる。
しゅん‐ぽう【皴法】
山水画の技法の一。墨のタッチにより岩石や山岳の量感・質感を表すもの。雨点皴(うてんしゅん)・斧劈皴(ふへきしゅん)・披麻皴(ひましゅん)など、種類が多い。