せっしょく‐こうぶつ【接触鉱物】
岩石が接触変成作用を受けたとき、岩石中の鉱物が再結晶して生じる新しい鉱物。紅柱石・菫青石(きんせいせき)・黒雲母(くろうんも)など。
せっしょく‐へんせいさよう【接触変成作用】
岩石中にマグマが貫入すると、接触部の温度が上昇し、鉱物組成や岩石の組織が変わること。熱変成作用。
せつ‐り【節理】
1 物事の道理・すじみち。 2 岩石に発達する割れ目。マグマが冷却固結する際に生じた板状節理・柱状節理など、規則正しいものが多い。
せん‐せき【泉石】
泉と岩石。泉水と庭石。
せん‐たん【選炭】
[名](スル)原炭中に含まれる岩石分を除去し、さらに石炭の品質や粒子の大きさに応じて分別すること。
せんちょう‐がん【閃長岩】
深成岩の一。カリ長石・曹長石を主とし、若干の黒雲母(くろうんも)・角閃石・輝石などを含む、完晶質で粗粒の白っぽい岩石。
せんでん‐がん【閃電岩】
落雷によって砂や土が高温で溶け、速やかに冷えて固まった岩石。石英ガラスが管状になったものや、樹枝状になったものなどが見つかっている。雷管石。フルグライト。
せんまい‐がん【千枚岩】
変成岩の一。泥質岩起源の細粒で薄くはがれやすい岩石。石英・絹雲母(きぬうんも)・黒雲母・緑泥石などが主成分。低温の広域変成作用でできたもので、変成の程度は粘板岩と結晶片岩との中間。
ぜったい‐ねんだい【絶対年代】
実際の年を単位として表した鉱物や岩石の年代。放射性同位体の壊変現象を利用して求めるので放射年代ともいう。→相対年代
ソイル‐ライン【soil line】
土壌や岩石に光が当たったときの反射スペクトル。可視光から近赤外線の波長域にかけて、反射率が連続的になだらかに変化する。