アア‐ようがん【アア溶岩】
《aa lava》地表に噴出したマグマが冷えて固まったとき、表面がとげとげしくがさついた構造となる溶岩。粘性が高く、変形速度が小さい場合に生成される。鉱滓状(こうさいじょう)溶岩。→パホイホイ溶岩
あっさい‐がん【圧砕岩】
変成岩の一。岩石が高圧のもとで破砕され、構成鉱物が縞状の微粒集合体に変わったもの。マイロナイト。ミロナイト。
アルカリ‐がん【アルカリ岩】
ナトリウム・カリウムなどのアルカリ金属元素の含有量が多い火成岩の総称。アルカリ玄武岩質のマグマとその分化物に由来するものとして分類される。
あん‐がん【暗岩】
岩礁の一つ。干潮の時でも水面上に露出しない岩。
あんざん‐がん【安山岩】
《アンデス山脈の火山岩に命名されたandesiteから》火山岩の一。斜長石・輝石の斑晶(はんしょう)を含み、また、角閃石(かくせんせき)や黒雲母(くろうんも)を含むこともある暗灰色の岩石。板状・...
いちまい‐いわ【一枚岩】
1枚の板のように平らで大きな岩。また、そのように、組織などがしっかりとまとまっていることのたとえ。「—の結束を誇る」
いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
うんも‐へんがん【雲母片岩】
白雲母や黒雲母と石英を主成分とする結晶片岩。泥岩(でいがん)などが広域変成作用を受けてできる。
えんきせい‐がん【塩基性岩】
火成岩のうち、鉄・マグネシウム・カルシウムなどに富み、珪酸(けいさん)の含有量が比較的少なく45〜52パーセントである岩石。色は黒っぽい。斑糲岩(はんれいがん)・玄武岩など。基性岩。→酸性岩
おいわ【お岩】
歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」の女主人公。毒を飲まされ、醜悪な形相に変じて悶死し、幽霊となって恨みを晴らす。